情報の渦の中のここ
最近ブログの更新が滞っています。というのも、偶然の再会があってそれに夢中になっていたり、それに醒めるとタイミング良く日本から北京まで大学時代の友達が遊びに来てくれたり、中国語勉強熱がうまく再燃して空き時間に集中して単語を覚えようとしていたりと、ここに書いてきたような国際関係や政治経済の文脈とはかけ離れたところに自分の関心がさらわれていたからです。これだけ僕のthinkingとしての勉強の内容から心が離れたのはいったいどれだけ久しぶりのことなのかすでに思い出せないくらいですが、少しずつ元の軌道に戻していかなきゃいけないという思いに駆られている月曜日の夜です。
実際のところ10月に僕のラップトップがクラッシュしてすべてのデータが失われて以降、勝手にメールが送られてくるNYTimes以外のリソースをあまりチェックできていませんでした。今年の5月まで過ごしたシラキュースでは、朝飯を作るときから夜体操をするときまでずっと時間を見つけてはpodcastでニュースに浸り続けていたことを考えると、かなりの怠慢です。もちろん、シラキュース時代と違って現在は語学の勉強の関係で一日の拘束時間が長いっていう言い訳はあるんだけど...。
でも、国際関係っていうgeneralisticな領域を学ぶものとして、あるいはあとわずかで社会に出て国際ビジネスあるいは開発の領域に関わっていくものとして、日々の情勢を追っていくことは暗黙のアサインメントであり、”趣味”以上に日常に食い込んだものでなくちゃいけないという考えに至りました。ここでもう一度心のふんどしを締めなおさなくちゃいけないなと。
そこで、日常生活の中でできるだけ、今日から社会人になった後もチェックしていきたいリソースを整理しようと、放置していたi-tunesのpodcastやブラウザのブックマークを整理したりしていました。せっかくなので、その中で特に面白そうなもの、便利なものを紹介しておきます。ここに挙げるリソースは(残念ながら)今回はぜんぶ英語です。
1. Foreign Policy Magazine - Morning Brief (E-mail ニュースレター)
http://blog.foreignpolicy.com/Morning_Brief
1日の主要な世界のニュースを基本的にワンセンテンスでまとめたニュースサマリー。時間がないときでもさらっと眺められる優れもの。僕はE-mailでこれが届くようにしており、実際これまでの当ブログのニュースに関する記事も、このMorning Briefにかなり依存してきました。それぞれのニュースにはリンクが貼ってあって、元記事に飛んで深く読むこともできるし、これだけは最低限毎日確認していきたいと思っている一番基本的な情報源です。しかも、ユーモアを欠いていないところがとっても重要。たとえば本日のAsia欄で気になったのは、コレ。
The title of the new Guns & Roses album, Chinese Democracy, is causing problems for Chinese fans of the band.
Citiのベイルアウトっていう一大事件の陰にこういうネタがあると、とてもほほえましく思えます。こういうのがあると、ブログの更新頻度も上がりますわ。
2. Bloomberg on the Economy with Tom Keene (Podcast)
http://www.bloomberg.com/tvradio/podcast/ontheeconomy.html
マクスウェルでmacroeconomicsを教えていただいたブラウン教授いわく、最も面白い経済ニュースpodcast。毎回、著名な学者や、金融機関のアナリスト、政治家を招いてアメリカを中心とした世界情勢についてディープな洞察が展開される。実際僕はマクロ経済については基本的なことしか学んでいないし、金融についても素人同然なのでマネーの回には言ってることがよく分からないことが多々あるけど、総じてほんとに面白いです。話題書については著者を招いてのレビューもあるし、季節的な話題も取り扱ってるくるところがツボ。例えば、アメリカ独立記念日前には、NYCのMacy'sやDCのモールで打ち上げられる大量の花火がどこからどういうプロセスを通じてやってくるのかっていう話が取り上げられてたのをよく覚えています。答えは中国沿岸部に点在する小さな花火工場からでした。
3. China Daily (ニュースペーパーweb版)
http://www.chinadaily.com.cn/
中国に留学して中国の勉強をしているにも関わらず、ご当地の時事問題にあまり触れてこなかった理由の一つは、ここのウェブサイトの表示速度が圧倒的に遅くて、チェックするのが大変だからですw。でも、シラキュース大清華大留学プログラム担当のTong教授も、公共管理学院の高名なHu Angang教授も中国のことについて学びたければ最低ここのニュースだけはチェックしろと口を酸っぱくしていますので、なるべくチェックしていきたいです。
一方で、ここのニュースに依存しなきゃならないのは、自分が中国語をまだ満足に読めないからってことも大いにあると思う。中国では、ウェブで政府の影響が最小限に抑えられた草の根の議論が展開されてるっていうのは周知の事実だし、中国語が読めるようになったらいろんなブログも発見していきたいです。
4. RGE Monitor (ニュース分析サイト)
http://www.rgemonitor.com/index.php
金融危機の勃発によって、世界中からひっぱりだこになっているという危機予言者の一人、NYU Stern School教授のNouriel Roubiniがチェアを務める経済ニュースの分析サイト。Economistによって経済関係のウェブサイトで1位にランクされたらしい。特に金融に詳しい方には本当に読み応えがあると思われるRoubiniのブログが掲載されています。それだけじゃなくて、最新の経済ニュースについての専門家の様々なオピニオンをソースのリンクつきで簡潔にリストアップしているのがすごい。危機のさなか、金融機関やコンサル就職を目指している友人が日々必ずチェックしているウェブサイトということで勧めてもらいました。Roubiniの記事が気合いが入りすぎていて分からないところいっぱいでも、彼があまりに悲観的なせいで将来が心配になっても、その友人と違ってEconomicsのマスター取得予定もなければ将来金融機関とかで働くつもりは別になかったとしても、がんばってできるだけ読んでいきたいという気持ちでいます。
ひとまず、このへんかな。
個人的には一番読みやすいNY Timesに偏りがちだけど、日本のものも含めて各種のメジャーなニュースペーパーもできる限りチェックしていきたいです。あと面白いブログとかpodcast等あったら日本語、英語問わず教えてください!
そんなわけで、また毎日少しだけ情報の渦に自分をうずめていくことにします。
ひとまず、今日のところはおやすみなさいzzz。
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